2004-11-12 第161回国会 衆議院 外務委員会 第4号
○原田(義)委員 これは一般論でありますけれども、国民外交とか民主外交という言葉があります。要するに、外交というのは、ただ単に国と国、外務大臣と外務大臣、外務省と外務省、こういうつながりばかりではなくて、これはもう、今やこの現代または情報化時代ですべての国民が実は外交にかかわっておるわけですね。
○原田(義)委員 これは一般論でありますけれども、国民外交とか民主外交という言葉があります。要するに、外交というのは、ただ単に国と国、外務大臣と外務大臣、外務省と外務省、こういうつながりばかりではなくて、これはもう、今やこの現代または情報化時代ですべての国民が実は外交にかかわっておるわけですね。
そのためにも、世界の行方を先読みできるような分析力と、それを国民と共有していく民主外交が必要と思われてなりません。 第二点でありますが、したがって、日本は今後対ソ関係の改善に欧米とともに努力していかなけばなりませんが、そのためには、北方領土問題について最終的に四島返還が可能になるような現実的かつ建設的な立ち回りが必要であります。この点については後にいろいろと申し上げたいと思います。
そこで、これについては官房長のお答えを一つ一つ聞いておったわけじゃございませんが、今日、なかんずく外務省におきましては、これは民主外交の三原則というと少しオーバーな言い方になりますが、いわゆる基本方針は公開である、交渉の過程はこれは秘密である、そして結果はまた公開であるということに照らして、交渉過程における秘密というものはたくさん実際まあ実存しておることは事実であります。
外交というものは、国民の感じ方あるいは国民の要望することを実現するのが民主外交でありますから、われわれは初めにきめたことはあくまでそのとおりだということは決して印しておりません。
ここに、国民の足並みを揃えて安保の懸案を解決し、これとともに新しい構造にもとづき、更生日本にふさわしい力強い民主外交を打ちだすことを熱望する。」この声明は現在の私の意見でございます。 最後に、この安保の改定は、もしサンフランシスコ条約締結の当時日本の意思が認められていたとするならば、大体において新条約のようなものができたと考えるのであります。
それから、これはちょっと筋が違うかもしれませんけれども、別に友好団体というわけではありませんが、民主外交協会というのがあるのであります。これが側面的にいろいろとこの事件を取り扱うにつきまして、十万円支出しております。ですから大体五十五万円程度であります。それから交際費は、小川先生がそういうことで使うというので、大体五十五万円、それから進物代金等で四十万円ばかり出ております。
第一点は、ただいま野村さんの超党派外交、さきに岡田さんから民主外交という問題で言われた点であります。これは民主党の結党宣言なり、要領を見ますと、「自主国民外交を展開して」と書いてある。自主国民外交の展開というのは、ただいまの御説明を聞きますると、おそらく鳩山総理は、超党派外交をもって民主自主国民外交という方針をとっておいでになる。
せつかく人材を得て、これから民主外交、国民外交の基礎をつくつて行こうとする外務公務員法案のねらいも、水泡に帰するのではないかと思うのであります。
民主外交どころか、依然として独善的な秘密外交に終始しておる点を私どもは残念に思うのであります。(拍手) 吉田首相兼外務大臣は、ダレス氏には手紙を書いて、国府と條約を結びますと言つておりますけれども、大切な御主人である日本国八千万国民には知らぬ顔をしておるのであります。一体政府は、だれのために国府との條約を結ぶつもりなのであるか。
なおそれに關連してユネスコのお話も出ましたが、ユネスコの問題は、ご案内状を差上げたのは、文部大臣としてではなく、私の關係しております民主外交協會の理事長としてでありましたが、私どもはユネスコの發足言葉にも、戦争は人間の心の中で防備されなければならぬという建前から、教育、科學、文化における國際的な諸民族の間における自由な交流と、また強力とによつて戦争が防備されなければならぬということには、全幅的にわれわれとしては
さらに私は、先般民主外交協會理事森戸辰男の名をもつてお示しになりましたユネスコ参加促進に對する御勸誘をいただいておるのであります。この御勸誘の中には、「世界の平和は各國の政治的強調だけでは不十分でありまして各國民の心の中に眞に平和がしつかりと宿らねばならない、心の平和こそ世界平和への眞の礎でありましよう。」
私個人のことを申して濟みませんが、私の理事長をいたしております民主外交協會におきましても、オリンピツク參加の運動を實は展開しておりまして、諸種の團體に呼びかけておるのであります。殊に過般の水上競技におきまして、日本は實は世界的な從來のレコードを破つて、國際的にもオリンピツクに参加し得る實質を少くとも日本傳統の水泳においては、もつことが明らかになつたのであります。
私個人として關係いたし、委員長の職を得ております民主外交協會も、この點に著目いたしまして、不日民間諸團體にお集まり願つて、かような問題の御協議を願いたいと存じておるような次第であります。
時間がだんだん差迫りますので、十分述べることはできませんが、次に外交の民主化について一言いたしたいことは、今日は外交の民主化を高調すべき時期は既に去つておるのでありまして、即ち秘密外交打倒、民主外交確立というがごときことは既に時期を過ぎておるのでありまして、いかにすれば外交の民主化ができるか、いかにすれば外交事務を担当しておる外務省と國民との間に血のつながりを持ち得る組織を作り得るか、又いかにすれば